スプートニク日本
複数のロボットからなる1つのチームが、独力で金属板の鋳造や組立、溶接、研磨を行って建物の正面を建てていく間に、コンクリートを使って印刷する3Dプリンターを用いて2つ目のグループが周辺の景観を作り出していく。建設作業のパトロールや安全確保、モニタリング用には、複数の小型ドローンが利用される。言うまでもなく、施設には複数の人間も居合わせる予定。
© 写真 : Ediz Akyalçın/Melike Altınışık Architectsロボット博物館
ロボット博物館
同博物館の最も主要な展示品となるのは、その球体型の建物そのもので、滑らかな形や流線形、水滴状の形を利用し、角が一つもない姿に仕上げられる。同博物館での最初の展覧会は早くも2020年に開催予定で、同博物館は2022年までに完全な形で営業を開始する。
この新たな博物館の目的は、科学に対する支援と技術革新の推進。館内では人工知能(AI)やバーチャル・リアリティ(VR)、拡張現実(AR)、ホログラフィー技術をテーマにした展覧会が開催され、これらの分野に関するトレーニングも行われる。