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これは、精神的健康と福祉に関するアンケートに回答した15万7千人のサンプリングによるもの。研究では、健康な人と精神疾患のある患者の両方が対象とされた。研究者たちの研究では、身長や体重、血圧、被験者の食習慣、身体活動に対する態度、遺伝性疾患などのデータが収集された。
アンケートでは、被験者が人生の無意味さ自傷行為の考えなどに見舞われたことがあるかどうかが示された。研究者たちがアンケート参加者の回答と彼らのゲノムを分析したところ、DNAの3領域が自殺願望と不注意な行動に関する遺伝情報に関わることが解明された。これらの領域は、うつ病と不安障害に関連すると研究者たちは指摘する。
研究者たちは、今後より早く援助が受けられるように、精神疾患と自傷行為の傾向を早期に判断できることを望んでいる。