NZモスク銃乱射 4人の容疑者が拘束

© REUTERS / SNPA/Martin Hunter NZモスク銃乱射 4人の容疑者が拘束
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ニュージーランド、クライストチャーチ市のモスク銃乱射事件で警察は、女性1人を含む、合わせて4人の容疑者を拘束した。15日、クライストチャーチ市警の署長が記者会見で明らかにした。会見の模様は電子版ニュージーランド・ヘラルド紙で生中継された。

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マイク・ブッシュ署長の話によれば、逮捕者は全員、警察で事情聴取を受けている。ブッシュ署長は「襲撃に加わったのが何人だったのか、逮捕者全員だったのかは現段階では明らかになっておらず、捜査が続けられている」と語っている。死者数についても現段階では正確な数値はわかっておらず、ブッシュ署長は「かなりの人数」の犠牲者が出ているとのみ指摘した。

​ブッシュ署長はさらに、銃乱射事件後、モスク近くの駐車場に停めてあった車内からは複数の手製の爆発物が見つかったものの、事件ではひとつも用いられなかったことを明らかにした。爆発物は警察によって既に無害化されている。

現地時間で15日13時45分頃(日本時間で10時46分頃)、ニュージーランド、クライストチャーチ市にあるアリ・ヌル、リードウッドの2つのモスクに、昼間の祈りの終了直後、複数の武装者が侵入し、入り口のドアを封鎖した、目撃者の情報によれば、事件当時、モスク内には200-300人がいた模様。犯人らは侵入後、直ちに銃を乱射した。

オタゴ・デイリー・タイムズ紙の報道によれば、この事件で27人が死亡、30人近くの負傷者が市内の複数の病院に搬送された。クライストチャーチ市警は市民らに対し、緊急の必要性がある場合を除いて外出は控えるよう勧告している。

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