東京地裁、ゴーン被告の保釈再び認める

© AFP 2023 / Eric Piermont日産のカルロス・ゴーン前会長(アーカイブ写真)
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東京地方裁判所は25日、会社法違反(特別背任)の罪で追起訴された日産自動車のゴーン前会長について再び保釈を認める決定を出した。毎日新聞が伝えた。

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ゴーン前会長の弁護人は追起訴直後、地裁に保釈を請求した。保釈保証金は5億円。ゴーン被告は早ければ25日にも保釈される見通し。

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ゴーン前会長の米広報担当者 「追起訴は日産の陰謀」
ここ2年間でゴーン前会長はオマーンの販売代理店に日産から支出させた資金の一部をレバノンにある自身のペーパーカンパニーに還流させ、日産に5億5000万円余りの損害を与えたとして特別背任の罪で4月22日、東京地検特捜部に追起訴された。

ゴーン容疑者は3月、保釈金を支払い、拘束を解かれていたものの、4月4日に東京地検に再逮捕された。再逮捕となった主な原因は、ゴーン容疑者が日産子会社からオマーンにある日産のディーラー会社「スヘイル・バウワン・オートモービルズ(SBA)」の口座に資金を振り込み、その一部をレバノンの投資会社「グッド・フェイス・インベストメンツ(GFI)」社の口座に送金していた一連の金融オペレーションが疑惑を呼んだため。レバノンのGFI社はゴーン容疑者の妻、キャロル・ゴーン氏と緊密な関係にあり、5億6300万円がキャロル氏の個人的な采配にゆだねられていた。

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