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2016年8月、ソコロフスキー被告はエカテリンブルク市内の教会でスマートフ ォン・アプリの「ポケモンGO」をプレイする自身の動画をユーチューブ上にアップロードした。教会内は礼拝中で厳かな雰囲気であったにもかかわらず、ソコロフスキー被告は聖歌のリズムに合わせて卑猥な言葉を放ったとされている。さらに動画の最後でソコロフスキー被告はイエス・キリストの教義を否定する発言を行い、訪問者の信仰心を深く傷つけたことで広く社会的に話題となった。
裁判所はソコロフスキー被告に対し3年半の有罪判決( 執行猶予付き)を下し、過激思想人物として認定した。のちに、判決は2年3カ月まで減刑されていた。今回、ソコロフスキー被告が減刑を求めた背景には、昨2018年12月27日にプーチン大統領が過激思想の犯罪に関する刑法第282条の量刑を見直す法令に署名したことがあるとみられている。同被告の弁護士は減刑請求をサンクトペテルブルクのクイビシェフ地区裁判所に提出した。