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大会で競われるのはフリーポアー抹茶ラテアート。ミルクピッチャー(ミルクジャグ)から、ミルクを注ぐ動きで生み出す対流を利用し、絵柄を描くラテアート技術。道具が少ない分、技術力を問われるこの手法の作品が「外観の美しさ」「明確さ」「色の表現力」「創造性と難易度」の4項目で審査される。
2019年5月23日、世界初の抹茶ラテアート大会を開催します!現在、入場チケットも販売中です!
— Japan Matcha Latte Art Competition (@matcha_latteart) 4 мая 2019 г.
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この日本のニュースに、日本大好きロシア人らはざわめいた。
こんなふうにコーヒーを飲むのと同じ感覚で抹茶を注文できる環境が出現したのはここ2年くらいの間。そのバックにあるのはもちろんロシア人がイメージとして抱く、美しく、面白く、美味しい日本文化への果てのない興味だが、味の探求とファッション性が合わさった受容のされ方であることは、数々のインスタグラムを見るとうかがえる。抹茶とはお茶会で正座していただくもの、という敷居の高さはロシア人にはなかったことも普及に貢献したかもしれない。
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ロシアでは、ここ15年くらいでまず、欧州のどこの都市よりすし屋が多くなった。続いてここ数年でたい焼きなどの日本のスイートが「マンガ」などのサブカルチャーとともに浸透し、次は抹茶ラテまで飛躍したというところだろうか。
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気になる抹茶の輸入先だが、「京都から取り寄せました」というものもあれば、試飲したロシア人の日本専門家の食感ではベトナムあたりの安い抹茶というものまで様々。本家の日本としては農薬フリーの深い味わいの日本産の抹茶の普及を望む。
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