第2次大戦参加の元米兵、恋人だった仏女性と75年ぶりに再会

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第2次世界大戦中に西部戦線で戦ったある元米兵がこのほど、当時恋人だったフランス人女性と75年ぶりに再会した。フランス・アンフォが10日に伝えた。

スプートニク日本

この元米兵はK・T・ロビンスさん。1944年、当時24歳だったロビンスさんはフランス北東部ブリエで、当時18歳のジャニーヌ・ガナイさんと出会った。ロビンスさんが自分の衣類を洗濯するのを、ガナイさんの母親が手伝うことになったのだ。間もなくロビンスさんとガナイさんの間には恋愛関係が生まれたが、ロビンスさんは2カ月後、前線に戻らなければならなくなり、それ以来2人は会っていなかった。

ロビンスさんは祖国に帰還した後、別の女性と結婚し、その女性とともに70年間暮らした。女性は2015年、92歳で亡くなった。一方、ガナイさんも1949年、別の男性と結婚し、この男性との間に5人の子どもをもうけた。

ロビンスさんは今回、連合軍によるノルマンディー上陸作戦から75年となるのを機に、再びフランスを訪問。当時のガナイさんとの出会いについて現地で語った。

ガナイさんについては現在、同じくフランス北東部の都市モンティニー・レ・メスにある高齢者福祉施設にいることが分かった。

ガナイさんと再会したロビンスさんは、「私は君をいつも愛していた、君が私の心を去ることは決してなかった」と英語で話した。

ガナイさんは、ロビンスさんが何を言いたいと思っているのか理解できたようで、自分もロビンスさんのことを考えるのをやめたことはないと語った。

2人は今回、数時間をともに過ごしたが、再び会うことをお互いに約束した。

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