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香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は16日、「逃亡犯条例」改正案をめぐり市民に謝罪したが、17日もデモに参加する数百人が香港の主要道路の封鎖を続けていた。
だがサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、「17日午前、残っていたデモ参加者らが車道部分から自発的に立ち退き、立法会(議会)や香港政府庁舎に続く主要道路の通行が再開した」。
林鄭行政長官は15日、台湾、マカオ、中国本土など香港が犯罪人引き渡し協定を結んでいない国や地域に容疑者の引き渡しを可能とする「逃亡犯条例」改正案の審議を中断すると発表した。中国中央政府は、香港政府の決定を支持し、理解と尊重を示した。
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