先に、ライト英デジタル・文化・メディア・スポーツ相は、英国は5Gネットワークでのファーウェイ機器の使用をめぐる決断を先延ばしし、米国当局による制裁措置の影響を引き続き調査すると発表した。
これを受け、ファーウェイの英国支部はツイッターに「ファーウェイ排除は英国経済に70億ポンド(約87億2000万ドル)のコストがかかることを示す証拠があり、その結果、5Gネットワークはより高価になり、すべてのモバイル機器の所有者にとって価格が上昇することになる」と投稿した。
一方ファーウェイは、「英国で5Gネットワークを展開するためにネットワーク事業者と仕事を続ける可能性」を確信していると指摘している。
米政権は、ファーウェイが中国軍と中国情報機関と協力した疑いがあるとしている。米商務省は5月、ファーウェイを「ブラックリスト」に登録し、同社が米国メーカーの部品や技術を購入する道を断った。ファーウェイはまた、ライセンスなしで米企業と取引することを禁じられる企業リストにも入っている。