日本の財務省によれば、日本の投資家は6月に海外の中長期債を3兆円強買い越した。その過半が米国債だった計算になる。7月以降も日本は外債を買い越している。米国債の利回りは低下傾向が続いているものの、日本や欧州よりは金利が高いことから、為替リスクをとってでも米国債を買う投資家は決して少なくはなく、生命保険や年金基金などの機関が米国債への投資を増やしたとみられる。
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