河野外相とイラン外相が会談

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イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相と河野太郎外相が会談を行い、核協定やペルシャ湾の情勢について議論を行った。イラン外務省が発表した。

ザリーフ外相は、前日に中国の外相と同様の問題について議論し、27日に来日した。

イラン外務省はザリーフ外相と河野外相の会談について、「両国はこの会談において2国間関係や状況の進展、包括的な共同行動計画に対する外交努力について議論を行った」と発表した。

また両外相は、ペルシャ湾や中東全般をめぐる情勢を含めた地域と国際的な問題で意見交換を行った。

ペルシャ湾をめぐる情勢

この2ヶ月の間、数隻の石油タンカーがペルシャ湾で攻撃を受けた。米国とサウジアラビアは、イランによる攻撃と非難したが、イランはこうした主張を否定している。 

このことは中東における緊張を高めることとなった。

7月4日、英軍がジブラルタル沖で、イラン船籍のタンカー「 グレース1」を拿捕した。理由として、現在イランが主張しているのと同様に、 国際規則違反を挙げている。

7月20日、イラン船籍の漁船との事件を受けて、イラン当局がホルムズ海峡でタンカー「ステナ・インペロ」を拿捕 した。イラン革命防衛隊の海軍は、全ての必要な手続きを経て、バンダレ・アッバース港にタンカーを送った。

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