先にボルトン米大統領補佐官（国家安全保障問題担当）はツイッターに、国際原子力機関（IAEA）加盟国は、イランの秘密裏の核活動や、核物質を隠していた可能性に関するフェルタIAEA事務局長代行のイラン訪問の結果に関する情報を待ち望んでいると投稿した。
在ウィーン国際機関イラン政府代表部はツイッターで「（IAEA事務局長代行のイランへの）訪問では、ボルトン氏が望むような特別な議題はなかった。同時に我々は、秘密裏の核活動に関するあらゆる主張を否定する」と発表した。
Acting DG Feruta's visit to Tehran was planned under the regular cooperation framework between Iran and thep Agency. While rejecting any allegation on conceled nuclear activities, the visit didn't have any specific agenda, as might have been wished by John Bolton.
— Permanent Mission of I.R.Iran to UN-Vienna (@PMIRAN_Vienna) September 9, 2019
ロイター通信は外交筋の情報として、IAEAがイスラエルのネタニヤフ首相が「秘密の核開発場所」と指摘していたイランの施設から持ち帰ったサンプルからウランの痕跡を検出したと報じた。
フェルタ事務局長代行は、9月6日にイランが核合意で課された義務の履行縮小の第3段階に踏み切ってから数日後、イランを訪問した。
イランは9月6日、核合意で課された核技術分野の研究及び開発に関する制限の撤廃を決定した。
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