ロシア沖で拘束された北朝鮮密漁者の1人が死亡

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日本海のロシアの領海でロシア国境警備隊を攻撃して拘束された北朝鮮密漁者の1人が死亡した。20日、ロシア連邦保安庁沿海地方支部国境警備局取調べ課のウラジーミル・クラスノフ課長が明らかにした。

クラスノフ氏は、テレビ局「ロシア24」の番組で「北朝鮮人たちはさまざまな程度のけがを負い、そのうちの1人がその後、残念ながら死亡した」と述べた。

クラスノフ氏はまた、北朝鮮の密漁者たちは拘束される際に激しく抵抗し、祖国での厳しい処罰を恐れていたと語った。

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クラスノフ氏は「治安当局職員らに対するこれほど激しい抵抗は、ロシアの法律では密漁行為に対して船舶が差し押さえられるおそれがあることによるものだ。またご存知のように、船舶は北朝鮮では国の所有であり、これに関連して、北朝鮮市民はこの財産の損失に対して国内法で責任を問われるおそれがある」と語った。

ロシアの国境警備隊員を攻撃した北朝鮮密漁者らが乗っていた漁船を含む北朝鮮の船舶は拿捕され、ナホトカに連行され、現在、調査担当者らが調査を行っている。

日本海のロシアの領海で北朝鮮漁船の乗組員がロシア連邦保安庁国境警備隊国境管理局の船舶監視隊を攻撃し、隊員4人が負傷した。刑事事件として捜査が開始され、漁船2隻とモーターボード11隻が拿捕され、北朝鮮の乗組員161人が拘束された。負傷した国境警備隊員らは病院に搬送された。容体は安定しているという。

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