消息筋によれば、ボクサーがいつすり替わったのかは不明。スタンチョフは従弟のヴェリチコフのライセンス、出場許可証、保険証を使用していた。このため、スタンチョフがどういうコンディションで最後のリングに上がったかは不明のまま。
Another sad incident in boxing this weekend and one which could have been avoided. Thoughts go to the family.https://t.co/sdXHR3t94W
— Fight Faction (@faction_fight) September 24, 2019
スタンチョフは数回のパンチを受けた後、転倒し、そのまま意識を失った。駆け付けた医療関係者もスタンチョフを救うことはできなかった。現段階で死因は心停止と見られているが、医師らによる死亡鑑定はこれから始まる。
今回の事件でスタンチョフが2018年から他人の証明書類で試合に出ていた事実が判明した。スタンチョフは従弟のヴェリチコフの名をかたって5度の試合にのぞみ、そのいずれもで敗退していた。スタンチョフはホテルでも従弟の名前の入った書類で宿泊していた。5度のうち2度の試合はイタリアで行われていた。
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