9月18日、ビリチェク島に合同探検隊が上陸しようとした際に、隊員が乗っていたボートにメスのセイウチが攻撃。急きょ、隊員が救助用のタグボート「アルタイ」から水面に下ろされたゴムボートに乗り移ったことで奇跡的に全員助かった。セイウチの母親は自分の子供に危険が迫っていると思い込み、必死の攻撃をしかけたのだった。
ボートは沈没したが、探検隊の指揮官の的確な行動により一人の犠牲者も出さず、全員無事に岸にたどり着いた。
今回の事件は、北極圏にはまだ多くの危険が潜んでいるとの事実を改めて示すものである。
ボートは沈没したが、探検隊の指揮官の的確な行動により一人の犠牲者も出さず、全員無事に岸にたどり着いた。
今回の事件は、北極圏にはまだ多くの危険が潜んでいるとの事実を改めて示すものである。