男性がご祝儀のために偽造結婚式を挙げる(ネタバレ:偽の花嫁は何ももらえなかった)

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中国の貴州省に住む男性が、ご祝儀をもらうために偽の花嫁と偽装結婚式を挙げたが、男性は花嫁役を演じた女性に約束したサービスに対する料金を支払わなかった。

ニュースサイトAsia Oneによると、39歳の男性(名前は伝えられていない)は、「女性レンタル」業者からシャオ・リーさんという女性をレンタルした。リーさんは、男性の友人や親戚の前で花嫁の役を演じなければならなかった。リーさんは男性と8月22日から28日まで過ごし、1日の「レンタル料」は521元(約10万円)で合意した。

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リーさんは「結婚式は8月25日に行われ、彼は私の交通費、食費、宿泊費を支払うことになっていました」と語った。

結婚式のゲストたちは、男性に約6万元(約110万円)のお祝いを渡した。だが偽のカップルは、すべてのご祝儀を「新郎」が受け取ることで事前に合意していた。

男性はご祝儀を開業資金にする予定だった。

結婚式の後、2人は数日間一緒に貴州省内を旅行した。さらにリーさんによると、「二晩一緒に過ごした」という。

だが「花嫁のレンタル」が終了した後、男性は約束したサービスに対する料金を支払わずに姿を消してしまった。

男性はすべてのSNSでリーさんをブロックし、リーさんからの電話にも出なかった。

リーさんは法律家に相談したが、リーさんは男性と文書による契約を結ばなかったため、このやり手の男性から何かを勝ち取るチャンスは少ないと言われたという。

なお先に中国南部・貴州省天柱県の政府は、初婚ではない場合、結婚式の祝い事を禁じた。初婚ではないのに婚礼の祝いをする場合は、規則違反として罰金が科される。

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