即位の礼 ウクライナ疑惑で米副大統領参列見送り

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米政府は22日に予定されている天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に、イレーン・チャオ運輸長官を参列させると発表した。毎日新聞が報じた。

トランプ大統領(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
弾劾ではなく「クーデター」 トランプ大統領が民主党を批判
トランプ大統領が政敵のジョー・バイデン前副大統領を捜査するようウクライナに圧力をかけた疑惑の関連で、野党・民主党は4日、ペンス副大統領にウクライナ政府との協議に関する資料の提出を要求した。ペンス副大統領もまたウクライナ疑惑への対応を迫られており、影響した模様。

チャオ運輸長官は台湾生まれで、ブッシュ(子)政権では労働長官を務めた。


トランプ大統領は7月に実施したゼレンスキー大統領との電話会談で、バイデン前副大統領とその息子に関係した調査の実施をウクライナが拒否した場合、同国に対する4億ドル規模の軍事支援を停止するとほのめかしを行ったとの疑惑がもたれている。こうした疑惑を受けてホワイトハウスは25日、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の電話会談記録を公表した。公開された記録によると、トランプ大統領はバイデン氏とその息子に関係した調査の関連で、バー米司法長官と自身の顧問弁護士が連絡を取ると発言していた。

バイデン前副大統領はオバマ政権での副大統領時代、欧州諸国と共に、汚職問題への対策が甘いとして、ウクライナ検事総長の解任を同国に働きかけていた。

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