バチカンが販売するスマートロザリオ、わずか15分でハッキング

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バチカンが発売するブレスレット型スマートロザリオ「eRosary」に、簡単にハッキングできる脆弱性が発見された。IT特化メディア、CNETが報じている。

CNETの報道によると、サイバーセキュリティ専門家がハッキングに要した時間はわずか15分だったという。スマートロザリオに紐づけされているメールアドレスさえ分かれば、ハッカーは標的のアカウントを取得でき、端末が収集したユーザー情報、つまり生年月日、性別、身長、体重、居場所などを知ることができる。ハッカーはさらに、ロザリオ所有者のアカウントを完全に削除することもできた。

© 写真 : Rete Mondiale di Preghiera del Papaスマートロザリオ「eRosary」
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スマートロザリオ「eRosary」

この脆弱性は直ちに解消された。

初のスマートグラス販売開始 【写真】 - Sputnik 日本
初のスマートグラス販売開始 【写真】
15日、カトリックの総本山であるバチカンは記者会見で「Click to Play(クリックして再生)」をもじった「スマート」電子ロザリオ「Click toPray(クリックして祈り)」を発表した。ローマ法王によると、このスマートロザリオは、カトリックに触れ、平和のために祈ることを望むデジタル世代の若者たちにとっての学習ツールになる可能性があるという。

腕に装着したブレスレット型ロザリオのアクティベーションは、「十字を切る」動作で可能。

スマートロザリオはすでに販売中だ。価格は99ユーロ(1万1974円)。

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