「ロシア女スパイ」ブティナ氏:今はただ家族のもとに帰りたい、皆さんに感謝

CC BY-SA 2.0 / Pavel Starikov / Maria Butina (Cropped photo)ブティナ
ブティナ - Sputnik 日本
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アメリカの刑務所で18か月の服役期間を終えたマリヤ・ブティナ氏は、いま彼女にとって最も大事なことは、家族のもとに帰ることだという。

ブティナ氏はモスクワ帰還中、「家に帰りたい。適応するための時間が必要です。今日の時点では、ただもう家族のもとに戻りたい。応援してくれたすべての人に御礼を言いたい。支えてくれた人、ロシア国民がいなければ耐えられなかったでしょう」と取材陣に語った。

ブティナ氏 - Sputnik 日本
「露女スパイ」ブティナ被告、司法取引に応じる意向 父親が確認
ブティナ氏によると、まず最初にしたいことは、シェレメチェヴォ空港に迎えに来る予定の父を抱きしめることだという。

ブティナ氏は金曜日に米フロリダ州タラハシーの刑務所から空港まで移送されたが、経路など詳細な言及は避けた。「長い冒険の旅でした。あちらこちらに放り出されましたが、幸いなことに、無事に(空港に)着きました」と語った。

ブティナ氏に対しては当初、最高で懲役15年の判決が言い渡される可能性があったが、被告は司法取引に応じ、訴訟手続の実施を断念。司法取引によって、被告が言い渡される可能性がある懲役刑の刑期は最高で5年となり、しかも実際にはその刑期が著しく短縮される可能性もあった。4月26日、米ワシントンの裁判所はブティナ氏について、禁錮18ヶ月を言い渡した。25日、ロシアのアントーノフ駐米大使は、ブティナ氏がロシアに帰ることを明らかにした。

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