ニジェールの南部にあるディファ市(ナイジェリアとの国境付近)に置かれた軍事基地が何者かによって攻撃された。首謀者は特定されていないが、イスラム原理主義の過激派テロ組織「ボコ・ハラム」による攻撃とみられている。
すでに入っている情報によれば、12人の兵士が死亡したほか、同じく兵士の間で8人の負傷が確認されている。
隣国ナイジェリアでは「ボコ・ハラム」が勢力を拡大させており、欧米の価値観に反旗を翻しているほか、国内全土で「シャリーア」(イスラーム法)の導入を主張している。
ナイジェリアの周辺国は「ボコ・ハラム」を敵対視しており、交戦が続いている。ニジェールの軍事基地に加えられた攻撃も、「ボコ・ハラム」による報復行為とみられている。