新国立公文書館の基本設計判明 史料保護へ災害対応強化

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政府が2026年度中の完成、開館を目指す新たな国立公文書館の基本設計の全容が12日、判明した。歴史的資料の保存機能を地下3~4階の建物最下部に集約。地震を含む大規模災害への対応を強化し、湿度など環境変化による影響を防止する。貴重な文書を厳重に保護する狙いだ。隣接する国会議事堂と外観の調和を図るため、同じ石材「桜御影」の使用を検討。地下1階の展示スペースには、菅義偉官房長官が4月1日の新元号公表時に掲げた「令和」の墨書も公開する予定だ。

11月下旬に衆院議院運営委員会の小委員会に報告する見通し。政府は実施設計を経て、21年度中の工事開始を目指す。

(c)KYODONEWS

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