装甲巡洋艦「シャルンホルスト」はドイツ艦隊の「幸運な艦」として知られた。同艦はコロネル沖海戦に参加し、英国の装甲巡洋艦「グッドホープ」を撃沈している。
Wreck of German Battle cruiser SMS Scharnhorst, sunk by Royal Navy in December 1914 discovered off Falklandshttps://t.co/niaQ9uqopu pic.twitter.com/EoZh3PvnoW
— NavyLookout (@NavyLookout) December 5, 2019
英国の攻撃を受け、装甲巡洋艦「シャルンホルスト」は全乗務員とマクシミリアン・フォン・シュペー海軍中将とともに1914年12月8日にフォークランド諸島で沈没した。乗船していた860人のうち生還したものは1人もいなかった。
調査船「Seabed Constructor」号の海洋考古学者らは、フォークランド諸島の首都スタンリーから南東100マイル地点の海底1600メートルで同艦を発見した。研究者らは潜水機器を「シャルンホルスト」号に向かわせ、ビデオ撮影を行った。同艦の保存状態は非常にいいと研究者らはコメントした。
2014年12月に装甲巡洋艦「シャルンホルスト」の捜索が行われたが発見にはいたらなかった。先月、最新機器を用いた捜索が再開されていた。