АК-12は伝説的なロシアの自動小銃АКの最新バージョン。重量わずか3.5キロで5.45ミリ口径、箱型弾倉は30発。
М4カービンは、同じく有名なМ16А2を下敷きにして作られた。5.56ミリ口径で重さ2.7キロ、箱型弾倉は20発から30発。
テストビデオではまず射撃訓練場で撮影。射撃時の反動、セイフティを外した後の射撃スピード、弾倉を交換するスピード、交換しやすさなどが調べられ、このテストでは2つの小銃ともほぼ同様の結果を出した。
射撃場のテストのあと、こんどは実戦に近い状況へ条件が変えられた。弾を詰められた自動操縦は深い雪の上に落とされ、マイナス6度の気温のなかでそのまま30分放置された。АК-12は低温にもかかわらず、問題なく数発の射撃ができたが、М4はボルトが低温で動かなくなり、テーブルの上で叩いて、作動を促さざるを得なかった。
叩いても低温で凍り付いてしまった弾倉は最初のうちは所定の位置に移動しようとせず、替えの弾倉は固定のためのボタンが低温で動かなかったため、固定することができなかった。
動画の最後でカラシニコフの専門家は弾痕の密集度を比較したところ、両方の自動小銃ともあまり違いはなかった。