パラグアイ大統領 デング熱の感染が確認される

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パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は、デング熱に感染した疑いがあることから、医師に2日間の休養を言い渡されていたが、デング熱の感染が明らかとなった。

パラグアイのフリオ・マソレニ保健大臣は、ベニテス大統領の状況について、熱が38.5度まで上がり、他の症状も確認されていると発表していた。

​マソレニ大臣は、「現在、感染による症状が見られる。こうしたことの詳細を確認する必要がある」と語った。

メディアは、先週、大統領官邸のある地域で多くのデング熱発症の症例が確認されていると報じている。

パラグアイでは2020年になって7つの地方で94のデング熱の症例が確認されており、感染による2つの死亡例が記録され、12の症例で感染が疑われている。


デング熱

デング熱とは、熱帯または亜熱帯地方で広がる危険なウイルスによる発病のこと。デング熱感染の主要な媒介者は蚊の一種であるネッタイシマカ。

発症の症状としては高熱と吐き気、発疹、頭痛や腰痛がある。

中国では現在、新しいコロナウイルスの感染が深刻な事態を招いている。スプートニクはそのくわしい状況を随時報道している。

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