この作品を制作するにあたってコヴァレンコさんに必要だったものは、鎌、ハンマー、ソ連国歌の音源、音声処理プログラム、そして、なんとかチャンネル登録者を喜ばせたいという強い思いだ。
コヴァレンコさんは試行錯誤の末、ハンマーの柄と鉄の部分、それと自分の指を使って音を出すという3種類の演奏法を見出した。ここまで来れば、残る課題は技術的なことだけ。コヴァレンコさんは静かにパソコンの前に座った。さぁ、魔法の開始だ!
ところで実際に鳴り響いていたソ連国歌はこんな感じだ。
コヴァレンコさんのソ連国歌を聴いたユーザーの評価は高かった。あるユーザーは、このバージョンがとても気に入ったので、いつでもどこでもすぐに聴けるようにしたいと書きこんだ。
「まいったよ。この作品はどこでダウンロードできるんだ? これを聴きながら眠りにつきたいんだ。」
また、こんなコメントも寄せられていた。
「このソ連国歌が演奏し終わるまで、独り、起立していたわ。(同志よ、こう反応するのって私だけじゃないわよね?)」
関連記事