令和初の天皇誕生日、モスクワで前祝い:雅子さまがソ連の幼稚園に通ったエピソード紹介【写真】

© Sputnik / Asuka Tokuyama天皇誕生日祝賀レセプション
天皇誕生日祝賀レセプション - Sputnik 日本
サイン
13日、実際の天皇誕生日よりも一足早く、在ロシア日本国大使館で天皇誕生日祝賀レセプションが開催された。令和になって初めての祝賀パーティーとあって、イーゴリ・モルグロフ外務次官をはじめ、ロシアの政財界、教育界の要人や日本文化に造詣の深い人々がお祝いにかけつけ、大いににぎわった。

挨拶に立った上月豊久・駐ロシア大使は、日本の皇室はロシア人にとって遠い存在と思われがちだが、皇后雅子さまは、外交官である父の在ソ連日本大使館赴任にともない幼少時代をモスクワで過ごし、モスクワの市立幼稚園に通っていたというエピソードを紹介した。

ゲストらは両陛下の写真とともに記念写真を撮ったり、日本料理や日本酒に舌鼓を打ったりした。

その中で目をひいたのが、珍しい形の真ん丸なおむすび。北海道東川町の米で作った「ひがしかわボール」だ。東川町にはなんと、上水道がない。しかし北海道で最も高い山・旭岳の雪解け水のおかげで、豊かな水脈がある。この天然水を贅沢に使って栽培されたのが、東川米である。

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ひがしかわボールの試食 - Sputnik 日本
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ひがしかわボール - Sputnik 日本
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© Sputnik / Asuka Tokuyama上月大使と記念写真
上月大使と記念写真 - Sputnik 日本
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上月大使と記念写真
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にぎわう会場 - Sputnik 日本
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にぎわう会場
© Sputnik / Asuka Tokuyama久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた
久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた - Sputnik 日本
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久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた
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上月大使と記念写真
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にぎわう会場
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久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた

JAひがしかわの樽井功組合長によると、すでに東川では2トンほどの米をロシア向けに作っているが、これは非常に少ない数字であるため、今後更に増やしてビジネスにつなげていきたいという。

樽井組合長「東川のお米は粘りがあって甘いのが特徴です。ロシアの皆さんは、真っ白のお米よりも、チーズやおかかをのせたりして、味をつけたご飯がお好きなようで、喜んで食べてもらっています。」

徳仁天皇陛下 - Sputnik 日本
天皇陛下 初の公式訪問 英国へ
北海道では、今年スタートする日露地域交流年の開会式が行なわれる。東川町の松岡市郎町長によると、同町で毎年夏に開催されている国際写真フェスティバルにおいて、今年の海外作家賞の対象国はロシアだという。松岡町長は「それ以外にも、ロシアから来て頂いてスキーをしたりと、町で行事をたくさん計画しています」と話す。

会場には企業や自治体のブースも設けられ、日本の技術や文化を紹介した。金沢市のブースでは、金沢の伝統工芸である金箔貼り体験コーナーで、ゲストがポストカード作りを楽しんだ。金箔貼りを体験したモスクワ大学教授のリアナ・アレシゼさんは「長く日本にいても、知らないことがたくさん。日本の魅力は尽きません」と話した。

© Sputnik / Asuka Tokuyama金沢の金箔貼りを体験するゲスト
令和初の天皇誕生日、モスクワで前祝い:雅子さまがソ連の幼稚園に通ったエピソード紹介【写真】 - Sputnik 日本
金沢の金箔貼りを体験するゲスト
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