横浜港に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号ではこれまでに542人の感染が確認された。船内には17日正午の時点で、乗員乗客合わせて3100人が残っている。
厚生労働省は全員にウイルス検査を実施し、結果が陰性の人は14日間の健康観察期間が終了する19日から下船してもらうことを決めていた。船内に残る乗客の下船は18日の午前11時前から始まった。
厚生労働省は、下船した人たちについて、自宅で通常の生活を送ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしている。乗客の下船は21日には終える見通し。
ただし、感染者と同室にいた場合、検査結果が陰性でも感染者が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらう方針。