専門家によれば、洗うなどして1、2回再利用するのは可能だが、しかし、それはどうしても新しいマスクが手に入らない場合に限ったことだという。また、別の専門家は、一般的な使い捨てマスクは表面をアルコール消毒しても衛生上、再利用しない方がいいと指摘する。
こうした中、全国マスク工業会、厚生労働省、経済産業省、消費者庁は、マスク不足に対応して、「マスクについてのお願い」と題したポスターを作製した。
ポスターでは、「現在、予防用にマスクを買われている方が多いですが、感染症の拡大の効果的な予防には、風邪や感染症の疑いがある人たちに使ってもらうことが何より重要です」と指摘。「マスクは買い占めなくても大丈夫」「使い捨てマスクがないときは代用品を使おう」「こまめな手洗いなどの基本も大事」と提案している。
また、2月7日に厚生労働省と経済産業省は、新型コロナウイルスに関わって、マスク・消毒薬など衛生用品の安定供給について、業界団体に要請を行なっている。
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新型コロナウイルスの日本人感染者 都道府県別状況
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