「ノーザン・テリトリー・ニュース」の読者らはこの「計らい」をユーモアで受け止めた。新聞をめくっていくと中盤で突然余白のページが8枚出現する。紙面に印刷された縦線。「これに沿って切るとトイレットペーパーとして使いやすいよ」というわけだ。泣ける話ではないか。
この「気配り」から同紙の人気はぐんと上がった。オーストラリアでは実際、ウイルス感染拡大からトイレットペーパー需要は急上昇。スーパーでは購買制限がかけられ、お1人様4パックまでとなっている。
YES, WE ACTUALLY DID PRINT IT #toiletpapercrisis pic.twitter.com/jusP50ojYu
— The NT News (@TheNTNews) March 4, 2020
トイレットペーパー不足に直面しているのは日本も同じだ。日本では店頭の棚からトイレットペーパーが姿を消した。だが日本政府は生活必需品の不足はぜったいに起こさせないと確約している。これについてのスプートニク東京特派員による現地レポートはこちらからお読みいただけます。