ロシアのネット大手が自主隔離状況をアプリで可視化【写真】

© Sputnik / Sergei Kuznetsov / メディアバンクへ移行ロシアの「ヤンデックス」、希少言語の保存を手伝う
ロシアの「ヤンデックス」、希少言語の保存を手伝う - Sputnik 日本
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ロシアのネット大手「ヤンデックス」社は3月31日、主要都市における住民の自主隔離状況を5段階評価で示すアプリのサービスを開始した。モスクワ市の評価は現地時間3月31日18時の時点で3.5ポイントだったことから、大半の住民が自宅にいることが分かった。

ヤンデックス社は自社が提供するアプリの使用状況をもとにユーザーのデータ集計をもとに可視化した。このアプリは5段階評価で自主隔離状況を示している。最低評価はゼロで、路上に多くの人がいる一方、最大評価の5はすべての人が自宅にいることを示している。

​このアプリによれば、モスクワ市の自主隔離状況は31 日の18時で3.5に達しており、ほとんどの人が自宅にいることが分かった。モスクワ州全体を見てみると、評価が高い順にジェレズノドロジヌィ市(4.1)、エレクトロスタリ市(4.0)と続き、最も数値が低かったのはコテリニキ市で2.9ポイント。同時刻のサンクトペテルブルクでは3.4ポイントだった。

29日、モスクワ市長のセルゲイ・ソビャーニン氏は、モスクワ市は3月30日から、年齢にかかわらず全市民に対し自主隔離措置を導入すると発表した。翌30日、ミハイル・ミシュスチン首相は、地方の首長に対し、モスクワと同様の検疫体制を導入するように要請した。

世界保健機関(WHO)の最新情報によれば、世界の感染者は75万人に達し、死者は3万6千人を超えた。

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