発表によれば、噴煙は火口から南東のカムチャツカ湾方面に広がっている。
噴煙が広がった地域に居住区はないほか、同火山周辺の上空には国際航空各社の飛行ルートは通っておらず、また団体旅行も火山周辺では現時点で行われていない。
シヴェルチ火山(標高3283メートル)は、カムチャツカ半島最北端の活火山。火山警戒レベルの航空カラーコードは4段階の「オレンジ」が発令されている。最も火山に近い居住区はウスチ=カムチャツキー地区で、45キロの位置にある。
現在、火口からは噴煙とともに溶岩の噴出が確認されている。