NHKは、厚生労働省が公表している都道府県などから報告のあったPCR実施人数のうち、陽性率を調べたという。
厚生労働省によると、公表されている検査実施人数は、保健所を通さない民間の検査機関での検査は含まれない場合があるとのことで、陽性率はあくまで目安の数字となっている。
全国の陽性率は、国内で初めて感染が確認された1月15日から先月14日まで平均で6.2%だったのに対し、最近では4月16日までの2週間の平均は12.9%と2倍程度に増えている。
また都道府県別では、東京都が先月14日までの平均が10%だったのに対し、4月16日までの2週間の平均は56.1%で全国で最も高くなっている。
現在、日本国内の新型コロナウイルス感染者はクルーズ船の乗客乗員を除き1万98人となり、1万人を超えた。
16日、安倍首相はこれまで7都道府県の限定されていた緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大することを正式に発表した。
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