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モスクワ コロナ感染者、意図的に地下鉄に乗り罰金

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モスクワ地区裁判所は、コロナウイルスに感染してからモスクワ市内の地下鉄で移動した男に1万5000ルーブルの罰金を科した。

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モスクワ地区裁判所は、男(姓:フシヴァコフ)は自身の行動が悪影響を及ぼすという自覚がありながら、意図的に隔離体制を違反したと判断。男は自宅を出て地下鉄に入り、「ナゴルナヤ」駅構内で拘束された。その際、コロナウイルス感染症自宅治療および自主隔離の同意書を携帯していた。

裁判所は男に対して市民衛生・疫学的安全に関する法律違反の罪で、1万5000ルーブルの罰金を科した。

これまでモスクワ市内の地区裁判所では同様の違反で37人に同額の罰金が科されている。

4月初旬、モスクワ地下鉄では人との距離を1.5から2メートル保つよう案内が貼られた。駅構内の床には通行両側に距離を示す印が引かれるようになった。車両内には移動中に安全な距離を保つよう、一つ置きに座るよう目立つシールが貼られている。4月23日、深刻な感染拡大状況を鑑み、距離を守らない場合は乗客に罰金が科されることになった。違反者は5000ルーブルの罰金を支払う。

これより前、日本でも似たような出来事があった。コロナウイルス感染症と診断された愛知県蒲郡市の男(57)が、「ウイルスをばらまく」と意図的に自宅を出てタクシーに乗った。その後、市内の居酒屋に役5分、フィリピンパブに約40分滞在した。

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