問題になったのはXiaomiが最近発表したスマホ「Redmi Note 9 Pro」シリーズの海外向けプロモーション動画。男性が寿司のようなものを食べると体が白い風船のように膨らみ、屋根を突き破り空に向かって上昇。最後はキノコ雲が上がるというもの。
この映像をみたネットユーザーからは、風船のように膨らんだ男性が「ファットマン(長崎に落とされた原爆)」を表しているのではないかとの声が上がっていた。
Xiaomi Japanはこの騒動を受け、公式Twitterに謝罪文を投稿。同社は「世界中のユーザー並びにあらゆる文化を尊重している」として再発防止に取り組むという。動画はすでに削除された。
弊社、最新製品のプロモーションビデオに関するコメントを掲載します。今後の再発防止に努めます。 pic.twitter.com/ZSXbSZElEi
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) May 6, 2020
Xiaomiの広告が物議を醸したのはこれが初めてではない。同社は最近、中国の国内向け広告で「5つのプラットフォーム、1つも減らさない」という言葉を使用したが、これは香港の抗議活動のスローガン「5つの要求、1つも譲らない」に明確に言及したものと見られていた。