武漢では1か月以上にわたって1人の感染も確認されておらず、完全なロックダウン(都市封鎖)も解かれ、制限措置も緩和されてきた。ところがここにきて再び感染が確認されはじめている。
地元メディアによれば、武漢の各地区は10日間をかけて全住民の検査を行わねばならない。優先的に検査が行われるのは健康に問題がある、高年齢など、感染しやすいカテゴリーの住民およびそうした環境が疑われる住宅。
5月10日、武漢では6人の新たな感染が確認された。いずれも市内で感染したとみられている。この日まで武漢を省都とする湖北省では35日間にわたって1人の感染例も確認されておらず、4月中旬には武漢は疫学的に低リスク地域に認定されていた。
武漢で感染が確認された6人は全員とも同じ棟に居住している。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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