この政府提案に対する下院での投票は週明け6月1日(月)に行われる。通過すれば警戒態勢は6月21日まで延長される。
最初の警戒態勢は3月14日に導入され、これまで5回延長されている。直近の延長では警戒態勢は6月7日までとなっていた。
スペイン政府は4月末に段階的防疫解除計画を策定。地域の感染拡大状況や医療体制の受け入れ能力に応じ、地域ごとに制限緩和のタイミングは異なっている。段階はゼロから3まで、全部で4段階。地域間の移動は制限されている。6月1日から国民の70%が第2段階として規定されたルールで生活する。残る30%(マドリッドとバルセロナを含む)は第1段階のままとなる。
スペインは世界で最もCOVID-19の被害が大きい国のひとつ。2万7000人以上が死亡している。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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