アダノム事務局長は、ヒドロキシクロロキンによる死亡率を調査していたWHOの専門家委員会が「信憑性のある死亡率についてにデータに依拠した結果、テスト実験のプロトコルを変える原因は見当たらないとする進言を出した」と述べ、同薬による実験継続を承認したことを明らかにした。
WHOは、テスト実験プログラムの再開は、同薬の有効性をうんぬんするものではないと強調している。
5月末、WHOは世界中でヒドロキシクロロキン投与後の死亡率が6.7%から14.5%上昇したことを受け、同薬のテスト実験を中止した。
5月、トランプ大統領はコロナウイルスの予防薬として毎日ヒドロキシクロロキンを服用していることを明らかにしていた。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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