対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された59人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて3029人に達した。
ロシアは流行のプラトー期に入ったものの、感染拡大は依然として続いている。カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に勤務するロスコスモス社のスタッフにも新型コロナウイルスへの感染が確認されたことが明らかとなった。
感染者と濃厚接触があった親族14人のうち、8人にも感染が確認された。社内で濃厚接触のあったスタッフについては自宅隔離が命じられている。感染者が勤務していた部署では消毒作業が実施された。
ロシアで新型コロナウイルスの新たな感染者数は過去24時間で8985人に達し、国内の感染者数は計47万6658人となった。死者は112人増えて計5971人となった。過去24時間の死者数は5月25日以来、最小となった。ロシアのPCR検査実施回数は1300万件を超えている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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