日産 バルセロナでの生産を2021年末まで停止に

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日本の自動車メーカーの日産経営陣とスペインの労組が、2021年12月31日までバルセロナにある同社の3工場の操業停止の延期について事前合意に達した。ムンド紙が報じた。

5月末、日本の自動車メーカーの日産はバルセロナでの生産の停止を決定した。2019年のカタルーニャの同社工場の生産は最大生産量の約30%だった。状況は新型コロナウイルスの拡大から急激に悪化し、そのことから工場は3月中旬に一時的に生産活動を4月末まで停止した。5月はじめ、従業員らは無期のストライキをはじめ、経営陣に工場の将来を明確にするように要求した。

メディアによれば、当初、2020年12月に工場が閉鎖となるとされていた。この間、工場の閉鎖は企業に15億ユーロ(約1874億円)の支出を必要とし、約3000人が失業、工場閉鎖は間接的に約2万5000人に影響すると報じられた。

ムンド紙によれば、日産経営陣は、工場の生産活動は維持されるという条件をもって、提示された期間に大量解雇は行わいことに合意した

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