インタビューの中で記者は、ウェスト氏は大統領選勝利に必要な270票以上をどうやっても獲得できない、同氏の選挙運動は他の候補者から票を奪うことが目的となる、と投げかけた。これに対しウェスト氏は「反論する気はない。イエスは王だ」と答えた。
ウェスト氏はまた、ジョー・バイデン候補から黒人票を奪い、バイデン氏の勝算を下げるという見方に同意。「否定しない。それについては今、言ったばかり」とコメントした。
これより前、カニエ・ウェスト氏が選挙キャンペーンにおいて共和党からサポートを受けていることが報道された。専門家は、ウェスト氏は民主党バイデン候補の票を削り、トランプ氏の再選を果たすために利用されている可能性があるとしている。
7月初旬、カニエ・ウェストさんは米大統領選挙に出馬する意向を表明。
ウェストさんがかつて支持していた現職のドナルド・ トランプ氏は、ウェストさんの大統領選出馬に好意的な姿勢を見せ ている。
7月15日、ウェストさん陣営は出馬に必要な書類を提出し、 連邦選挙委員会はこれを受理した。自身が創設した「バースデー・ パーティー党」から立候補する。