仏紙、ジェームズ・ボンドに似せたプーチン大統領の画像を表紙に掲載

© 写真 : Libération仏紙リベラシオン
仏紙リベラシオン - Sputnik 日本
サイン
仏紙リベラシオンは最新号の1面に、架空のスーパーエージェント、「007」ことジェームズ・ボンドに似せたロシアのプーチン大統領の画像を掲載した。

プーチン大統領は銃の代わりにロシアで開発された新型コロナウイルス感染症に対するワクチンが入った注射器を持っている。

見出しは、映画『007』 シリーズ第18作と同じ「トゥモロー・ネバー・ダイ」。

最初の4面にわたってロシアのワクチン開発やフランスにおける新型コロナの状況が取り上げられている。

​先にロシアは、世界で初めて新型コロナウイルス感染症に対するワクチンが承認されたことを発表した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。

記事の内容

リベラシオンはワクチン「スプートニクV」について、「1957年10月に宇宙開発競争で米国を追い抜き、全世界を驚かせた」ソ連の人工衛星にちなんで名づけられたと説明している。

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また「ロシア大統領が明らかにした(ワクチンに関する)スピードは驚くべきものだ。速いのか、それとも急いだのか?世界保健機関(WHO)はロシアの声明に非常に注意深く反応した... 臨床試験の慎重性に疑問がある」と指摘している。

ワクチンの承認

先に臨床研究機関協会は、ロシア保健省に書簡を送り、国際的に認められた基準に従った試験が完了していないとして、ガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究が開発したワクチン「Gam- Covid-Vac2」(「スプートニクV」とも呼ばれる)の承認を延期するよう求めた。一方、ロシア連邦保健監督庁のワレンチナ・コセンコ副長官は、ロシアで開発された新型コロナワクチンに対するクレームは試験の結果を知らないことに基づいているとし、「数百人のボランティアがこのワクチンを接種したが、深刻な不快な反応はなかった。臨床研究機関協会がいかなる結果も知らずに結論を出していることは明らかだ」と述べた。

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