韓国では、過去2週間で、1日あたりの感染者数が56人から332人まで増加し続け、23日には397人に達し、483人の感染者が記録された3月7日以来の高水準となった。
新たな感染例は首都ソウルとその周辺で確認されている。24日の段階で、韓国の感染者数は1万7665人となり、感染再拡大対策を強化するため、首都圏内の学校では遠隔授業への移行が決まった。
兪副首相によれば、8月11日から23日にかけて、学校の生徒や教師の間で193人以上の感染が確認されており、その数は対面授業の再開後に確認された感染者数の76%に当たる。
高校3年の生徒たちは大学進学の準備があることから「どうしても必要な場合に限り」、登校してもよいことになっているが、その場合も人と人との間で十分な距離をとり、マスクを着用することが義務付けられている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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