熱電気化学セルは、さまざまな対象物や資材間の熱の温度差のエネルギーから電気エネルギーを生産する小型のデバイスのこと。
ロシアの科学者らは、こうした新しいタイプのセルを研究し、今回は、酸化金属の電極と水電解質がベースとなった。こうして、他のタイプのセルとの比較で容量の増加を保障することが可能となる。
こうしたセルの特徴は、それ自体が人間の体温さえ電力に転化することを可能とするところにある。研究者らは、 この新素材によって衣服に内蔵のエレクトロニクスの電源要素製造 への道が開かれると自信をもっている。
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