この女性は新型コロナウイルスを152日間保有していたという。女性は無症状だったが、他の人に感染させる恐れはあった。
O Globo紙は「これは文書化された世界で最も長い(人の体内における)ウイルスの生存であり、新型コロナ感染拡大における無症状病原体保有者の役回りの証拠だ」と報じている。
この女性患者(名前は公表されていない)は医療機関の職員で、3月に新型コロナウイルス感染症の軽い症状が出た。その後、自宅で隔離療養に入り、職場復帰できたのは5ヶ月後だった。
研究者たちは新型コロナ患者3000人の分子検査を行った。そのうちの多くはもう症状はなかったが、ウイルスは体内に数日間とどまっていたという。