心臓はアルコールの入った瓶に収められ、この容器はさらに亜鉛で作られた小さな箱に入れられていた。小箱には、「1883年6月25日、墓碑としてピエール・デイビッド氏の心臓が厳粛に納められた」との文字が刻まれていた。
Heart found inside fountain - The restoration of a historic fountain in the Belgian city Verviers uncovered a chest containing the heart of mayor Pierre David, who died in 1839, confirming the reality of a long-rumoured legend that the town had an actual human heart at its core. pic.twitter.com/ETznPFWSkA
— A Course in Dying (@acourseindying) September 1, 2020
小箱は同氏の胸像近くの噴水の上部に100年以上置かれていて、記念碑の改修を行う際に発見された。現在、小箱は市のビジュアルアート美術館に保管されている。
発見物は、市の中心部に文字通り人間の心臓が保管されているという街の古い言い伝えを確証することとなった。
ピエール・デイビッド氏は1839年秋に68歳で亡くなった。市長の死亡後、外科医らが故人の家族の同意のもと、同氏の心臓を摘出した。その際、心臓を記念碑で保管することが決定された。
