コッポラ監督は、映画の序盤とエンディングを変更し、また、いくつかのシーンの再編集と、映像と音響の復元を行なった。
新バージョンのタイトルは『マリオ・プーゾのゴッドファーザー コーダ:マイケル・コルレオーネの死(原題)』。
パラマウント社は、同作品の30周年となる12月に新バージョンの『ゴッドファーザー PART III』を一部地域で限定公開する。その後、作品はストリーミングプラットフォームとDVDでリリースされる。
映画『ゴッドファーザー PART III』は、コッポラ監督の『ゴッドファーザー』3部作のなかでもっとも不完全な作品とみなされている。特に監督の娘である女優ソフィア・コッポラの演技が批判の対象となった。
三部作の1、2作は1972年と1974年に公開され、全部で9つの「オスカー賞」を受賞したが、『ゴッドファーザー PART III』では、ソフィア・コッポラの演技に対しゴールデンラズベリー賞のワースト助演女優賞とワースト新人賞が授与される結果となった。
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