レバノン政府 ベイルート港の火災原因を指摘

© Sputnik / Mikhail Alaeddin / メディアバンクへ移行ベイルート港の火災
ベイルート港の火災 - Sputnik 日本
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ベイルート港の火災原因は、グラインダーを使用した改修工事の可能性がある。負傷者や犠牲者はいない。レバノン政府とレバノン赤十字社が情報を提供した。

レバノン労働大臣代理のミシェル・ナジャール氏は、火災原因は改修工事でのグラインダーに起因し、その作業の火花が火災を引き起こした可能性があると発表した。

消火隊の作業終了後に調査が開始となる。火災はすでに収拾に向かっている。

10日の昼間、ベイルート港の無関税地帯のオイルとタイヤが保管された倉庫で大爆発が発生した。火災発生地の延焼防止には数時間が要され、レバノン軍のヘリコプターの出動が要請された。


​ベイルートの港では8月4日、TNT換算で1500トンに相当する大規模な爆発が発生した。爆風で数千軒の住宅が全壊するなどの被害を受け、30万人以上が家を失った。また190人が死亡、6500人が負傷した。レバノン内務省によると、溶接作業中に港の倉庫に保管されていた2700トン以上の硝酸アンモニウムに引火して爆発を引き起こした。

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