商船三井 モーリシャスの環境回復に10億円の支援金

© AFP 2023 / Stringer商船三井 モーリシャスの環境回復に10億円の支援金
商船三井 モーリシャスの環境回復に10億円の支援金 - Sputnik 日本
サイン
商船三井は自社運航の貨物船「わかしお」が重油流出事故を起こしたことを受け、事故で環境に重大な影響をきたモーリシャス共和国に対する10億円の支援を行うと発表した。共同通信が報じている。

商船三井が岡山県の長鋪汽船からチャーターしていた全長300メートルの貨物船「わかしお」は中国からの積み荷をシンガポール経由でブラジルに輸送中、7月末にインド洋で座礁。これにより試算で1000トンの重油が流出する大規模な環境破壊が起きた。現在、周辺の海域では水面の重油は除去されているものの、サンゴ礁とマングローブ林は重大な影響を免れなかった。

8月19日、カリフォルニア州ナパ郡で発生した山火事で全焼した家 - Sputnik 日本
辺り一面火の海に カリフォルニアで大規模な山火事が発生
この支援金はモーリシャス島自然環境復興基金の基盤となり、サンゴ礁を元の姿に戻すために使われる。

共同通信によれば、商船三井は今回の事故に対する法的な賠償責任は負っていないものの、環境汚染に対し、手配者としての責任を果たそうと乗り出した。

現場のサンゴ礁、マングローブ林の環境回復のためにすでに日本人専門家らによる3グループが派遣されている。

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала