同局によれば、クルーズは安全面を考慮し、他の港に寄ることはなく、乗客数も半分に制限されるという。また、利用客はシンガポール市民に限られる。
この間、シンガポール市民は地域航空会社が企画した「目的地のない便」のサービスを利用している。この企画は、出発後に一定区間を飛行し、元の空港に戻るというもので、乗客らは約3時間のフライトを楽しむことができた。しかし、その後、航空会社はこうしたフライトが自然環境に否定的な影響を与えることから企画を断念している。
フライトと同様、行先のないクルーズの企画は、新型コロナウイルスのパンデミックとの関りで運送企業の経済的支援が目的とされる。
新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。
中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。
世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。
関連ニュース
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina