メキシコ当局は10月10日、クリストファー・コロンブス像の解体を決定した。同像についてはメキシコ市民が自身で解体すると宣言していた。
ロペス=オブラドール大統領は書簡で、カトリック教会、スペイン王室、メキシコ政府は500年前のメキシコ先住民への流血の残虐行為に対して公に謝罪すべきだと呼びかけている。
バチカンはこの書簡について今のところコメントしていない。
昨年、ロペス=オブラドール大統領はスペイン王フィリップ4世とローマのフランシスコ教皇に同様の訴えを行った。しかしスペイン政府はメキシコ先住民の殺害と迫害について書簡の主張を断固として認めなかった。